LGBTQ+を象徴するレインボーカラーを大胆にあしらったフットウェアとアパレルを展開
〈Vans(ヴァンズ)〉が、6月のLGBT+プライド月間に向け、フットウェアとアパレルで構成された“Pride Month 2021”コレクションを発売。
既にご存知の方もいると思うが、アメリカでは毎年6月をプライド月間としている。これは、1969年6月にアメリカ・ニューヨークのマンハッタンで起きた警察官の理不尽な取り締まりに対する同性愛者による抗議“ストーンウォール・インの反乱”を記念するもの。
“クリエイティブな自己表現の精神をテーマとする本コレクションでは、Slip-On、Era、Sk8-Mid、プラットフォームソールで再解釈したOld Skoolなどのクラシックなモデルをはじめ、UltraRangeシリーズを再設計したUltraRange EXOを展開。レザーやスエードのパッチワークで象徴的なレインボーカラーを表現したデザインや、LGBTQ+の文字を配したもの、〈Vans〉らしいチェッカーボードパターンにレインボーを取り入れたものなど、コレクションテーマを反映したアイテムとなっている。加えて、ブラックボディのTシャツ、ハーフパンツなどのアパレルもラインアップ。
スケートボーダー兼写真家のSamuel McGuire(サミュエル・マグワイア)がキャンペーンの撮影を担当。自身もゲイのSamuelは「私が若い頃、私は自分のおかしな生活とスケートライフを融合するのがとても怖かったです」と過去の思いを語り、今回のコレクションに関して「このように美しく有機的な方法で、その2つの衝突が見れるのは最高です」とコメントした。
また〈Vans〉は本コレクションとは別に、「GLSEN」「Casa1」「Where Love is Illegal」「東京レインボープライド」というにLGBTQ+をサポートする4つの組織に20万ドル(約2,200万円)を分割して寄付するという。
“Pride Month 2021”コレクションは、〈Vans〉公式オンラインストアで現在販売中。プレミアムライン〈Vault by Vans(ヴォルト・バイ・ヴァンズ)〉によるコレクションは5月24日(現地時間)に発売されるとのこと。
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