爽やかな肌触りのTシャツに代わり、これからの季節に活躍するのが、繊細な起毛感のあるカシミアシルクを用いた3つのニットトップス。 秋の注目アイテムを重ねて、柔らかな心地よさとラグジュアリー感を漂わせたレイヤードスタイルをご紹介します。
■Knitwear1:メランジュグレーTニット
カシミアシルクに煌めくルレックス糸をブレンドしたジャージー素材のTニット。
ごく淡いメランジュグレーが奥行きを、シルバーラメが繊細な華やぎをもたらす、Tシャツ感覚で着られるワンランク上のトップスです。レイヤードスタイルのベースアイテムとしてはもちろん、ドロップショルダーや袖口の折返しなどディテールが効いているので、一枚でも様になります。
シルキーな肌触りとエアリーな心地よさに満たされるTニットに重ねた、ヴァージンウールフランネルのベスト。
メンズウエアをヒントにした端正な趣が、季節をつなぐレイヤードスタイルに新鮮味をもたらす。デニムテイストのパンツもコットンストレッチ素材だから、きちんと感がありながらもストレスフリーな着心地。
Tニットに編み込まれたラメヤーンのメタリックな艶めきは実に繊細。太陽の光の下ではきらきらと眩く瞬き、ダウンライトの下ではしっとりと輝くように多彩な表情を見せる。
なめらかなストレッチコットン素材がきれいめな印象をもたらすマッチセットに合わせたワントーンスタイルも、Tニットの華やぎで、くつろいだムードのなかにも主張を感じさせる着こなしが完成する。
■Knitwear2:スパークリング リブニットセーター
レギュラーフィットのスポーティなクルーネックリブニットを、贅沢なカシミアシルクとラメのリッチな輝きでアップグレード。洗練されたウォームホワイトにペールゴールドが細やかに煌めきます。
さまざまな着こなしに合わせやすく、立体的な縦畝がスタイルよく見せてくれる万能な一着です。
部屋でも街でも、くつろぎの時間に寄り添うラウンジウエアスタイルに、カシミアシルクの伸縮性のあるリブニットは最適。軽やかなダウンベストと、スウェットワイドパンツを合わせたリラクシングスタイル。
ウエストバンドの「DREAMER」のレタリングと、柔らかなホワイトトーンで揃えた配色とが相まって、優しい気持ちにさせる着こなしに。
くつろいだムードと品格をもたらす、初秋の柔らかなレイヤードスタイル
シャリ感のあるクリスピーシルクをベースに、スパンコールを用いた優雅な刺繍でペイズリー模様を浮かび上がらせたスポーティなボンバージャケットを羽織って。
ニットのリブの畝やジャケットの装飾、ウォッシュドデニムの風合いがミックスされた奥行きのある表情も、ホワイト〜ベージュ〜グレーの「ブルネロ クチネリ」を象徴するナチュラルな配色がまとまりをつくって、洗練された着こなしへと導く。
■Knitwear3:オフホワイト ハイネックセーター
ハイネックセーターといえばブラックが定番ですが、優しげな色合い、ソフトな風合いの着こなしに惹かれる今季は、顔周りを柔和に見せるホワイトに注目。
ハイゲージで薄さと軽さを出し、すっきりとしたフォルムで編まれたカシミアシルクのシンプルなハイネックセーターは、明度の高いワントーン配色の着こなしに重宝します。
パッチポケットにあしらわれた、ボールチェーンの刺繍「モニーレ」が煌めくベージュストライプのコットンシャツ。インにホワイトのハイネックセーターをのぞかせるだけで、初秋の香りが漂うレイヤードスタイルに。
デニム生地で仕立てた、裾幅の広がるクロップドパンツを合わせると、全身のバランスがメリハリよく整う。
カシミアシルクの柔らかな肌触りに包まれる心地のいいラグジュアリー
シルククレポンのシアーな質感とアシメトリーヘムの軽やかさが動きにエレガンスを生む、ペイズリープリントのスカート。
ドラマティックなシルエットを引き立て、かつ、ドレッシーに見せずにリラックス感のあるデイリーな着こなしへと導くのが、ホワイトのハイネックセーターの魅力。熟練の手仕事が光るオペラニットのバッグをアクセントに。